大熊町一時立入時放射線モニタリング結果（きなやん宅）トレンド4

「「きなやん」は、福島第一原子力発電所の水素爆発事故から2年が経過した平成25年3月23日（土）に、
オヤジ2人と3人で7巡目の一時立入を行いました。

過去7回のモニタリング結果をExcelでトレンドグラフにし「見える化」してみました。

（きなやん宅）では、平成24年12月～平成25年2月に某組織が家屋内汚染機材の撤去作業を実施しました。
そのことが、モニタリング結果にいろいろと影響を及ぼしていると予想されました。

「大熊町一時立入時放射線モニタリング結果（きなやん宅）トレンド」（家屋内）

家屋内2階の線量率は、1cm･1m･2m高さ平均で前回比90%となり10%減少し、実効半減期が7.00年となりました。 家屋内1階の線量率は、1cm･1m･2m高さ平均で前回比83%となり17%減少し、実効半減期が3.99年となりました。 家屋外・庭の線量率は、前回比88%となり12%減少し、実効半減期が4.18年となっています。 前回比は家屋内2階が、実効半減期は家屋内1階が、家屋外・庭のモニタリング結果と近い値となっています。 平成24年12月～平成25年2月に某組織が実施した家屋内汚染機材の撤去作業の影響が、現れたものと思われます。

Cs-134の半減期は2.0648y(754.19d)、Cs-137の半減期は30.167y(11,019d)です。 実効半減期は、この2つの物理的半減期と雨風 除染等によって減少する環境的半減期によって決定します。 Cs-134が減衰するとCs-137が残り、実効半減期も大きくなると予想されます。 0.05μSv/rh到達日が、1cm･1m･2m高さ平均で31.35年となりました。2年経過したので、あと29年です。

「大熊町一時立入時放射線モニタリング結果（きなやん宅）トレンド」（家屋内）(Excel 1,038kB)

「大熊町一時立入時放射線モニタリング結果（きなやん宅）トレンド」（家屋外・庭）

家屋外・庭の線量率は、変動しなながら減少傾向を示しています。今回の線量率は、前回比88%となり12%減少しました。この原因は、不明です。 季節変動があるのかな?とも思われますが、まだまだデータ不足です。 セイタカアワダチソウは、成長すると茎や葉の中の水分が遮蔽材として機能している思っていたら、水分は放射性物質を吸い上げて線源の地上高を上げているのかなとも思われます。

Cs-134の半減期は2.0648y(754.19d)、Cs-137の半減期は30.167y(11,019d)です。 実効半減期は、この2つの物理的半減期と雨風 除染等によって減少する環境的半減期によって決定します。 Cs-134が減衰するとCs-137が残り、実効半減期も大きくなると予想されます。 0.05μSv/rh到達日が、1cm･1m･2m高さ平均で35.87年となりました。2年経過したので、あと34年です。

「大熊町一時立入時放射線モニタリング結果（きなやん宅）トレンド」（家屋外・庭）(Excel 1,553kB)

きなやんは、ブログ「きなやん日記」の2013年3月31日に
「3.23　7巡目一時帰宅(その１）」を投稿し、次の様に記しています。

①家中の線量率が2割以上低下しています。 ②この理由は、庭の線量率が13%低下していること。 ③そして、家中の汚染物を持ち去っていること。汚染物＝線源ですから、家中の線源を持ち出した事による線量率低下と考えられます。 ④汚染物を持ち出した後、清掃を行った様子が汚染検査の結果から読み取れます。結果的に除染をしたこととなった。

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きなやんのブログ「きなやん日記」です。

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