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大熊町一時立入時放射線モニタリング結果（きなやん宅）トレンド3

「きなやん」は、平成24年11月23日（金）に、「6巡目・一時帰宅（お菓子♪キノ～コの家♪を作ろう）」を行いました。

過去6回のモニタリング結果をExcelでトレンドグラフにし「見える化」してみました。

「大熊町一時立入時放射線モニタリング結果（きなやん宅）トレンド」（家屋内）

1階の1cm高さの線量率を除き、すべて10月7日の線量率に比べ低い値となりました。新たな放射性物質の持込は無く、実効半減期による減衰のみが結果として表れたものと思われます。
1階の1cm高さの線量率が10月7日の線量率より高くなったのは、家屋内の巡視点検等による立入があったため、放射性物質が靴により持ち込まれたものと思われます。
これらの放射性物質は、1m高さや2m高さの線量率を上げるほどの量ではありませんでした。しかし、1cm高さの線量率を上げるのには十分な量でした。
屋外はそれほど汚染レベルが高いということです。

「大熊町一時立入時放射線モニタリング結果（きなやん宅）トレンド」（家屋内）18年

0.05μSv/hrに到達する（事故前の元に戻る）のに、2階1m高さでは100年以上かかることが示されました。
除染等せずに100年まてば、元に戻ります。100年の間、どこでどう過ごすかを考えることは、それほど無駄ではありません。
合理的に達成できる限り安く生活する方法を考える必要があります。

これから生まれてくる子や孫に、お父さんやお爺ちゃんとしての姿を見せられますか？
子や孫には、保証も賠償も一切ありません。
子や孫は、手に職付けて自分の子や孫を育てていかなければならないのです。
「タダ飯は、人の心を朽ちさせます。朽ちた心で、人は育てられません」

「大熊町一時立入時放射線モニタリング結果（きなやん宅）トレンド」（家屋内）(Excel 973kB)

「大熊町一時立入時放射線モニタリング結果（きなやん宅）トレンド」（家屋外・庭）

「大熊町一時立入時放射線モニタリング結果（きなやん宅）トレンド」（家屋外・庭）18年

1年前（2011年11月26日の一時立入時）の線量率の幾何標準偏差（1.03）と、同じような幾何標準偏差（1.04）となりました。
セイタカアワダチソウは植物ですから茎や葉は水分のかたまりです。その水分が遮蔽材としての効果を果たしているのでしょうか？
風に揺れたり一方向に倒れたりすると、茎の集まりにムラができ、春から夏にかけての線量率にバラツキができる。冬には枯れて水分が抜け遮蔽効果が無くなりバラツキも無くなる。
そのような事が考えられる測定結果です。

「大熊町一時立入時放射線モニタリング結果（きなやん宅）トレンド」（家屋外・庭）(Excel 1,605kB)

きなやんは、ブログ「きなやん日記」の2012年12月2日に
「6巡目一時帰宅モニタリングデータ」を眺めての感想を投稿しました。
「除染などしなくとも100年後にはBGレベルまで低下します。
その間、これらの土地を有効活用する必要があるのです。
「中間貯蔵施設」を作るのでしたら、併せてメガーソーラー発電を設置し、
汚染土地が生産財となる方法を真剣に検討すべきだと考えています。」

きなやんのブログ「きなやん日記」です。

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