xls-hashimotoのExcel学

大熊町一時立入時放射線モニタリング結果（きなやん宅）トレンド2

「きなやん」は、平成24年10月7日（日）に、第5回目の「一時帰宅から戻りました」。
「10/7（日）一時帰宅の内容（少しマニアック？）」に、状況説明と得られた知見が投稿されています。

過去5回のモニタリング結果をExcelでトレンドグラフにし「見える化」してみました。

「大熊町一時立入時放射線モニタリング結果（きなやん宅）トレンド」（家屋内）

5月26日まで減少傾向を示していたものが、1･2階とも10月7日には増加しました。新たに放射性物質が持ち込まれました。
2階は、状況写真により天井のパネル落下が進んだ事などにより、屋根開口部が大きくなり、春の長梅雨や台風で新たに持ち込まれたものと思われます。1cm･1m･2mとも毎回同じ線量率で変動していることから、満遍なく汚染しているものと思われます。
1階は、ガラス戸が割られていました。泥棒達の土足と割られたガラス戸から、新たに放射性物質が持ち込まれました。1cmと1mより2mの方が高くなっています。雨とともに持ち込まれる量が多いことがわかります。原発に近すぎるのも問題です。

「大熊町一時立入時放射線モニタリング結果（きなやん宅）トレンド」（家屋内）(Excel 862kB)

「大熊町一時立入時放射線モニタリング結果（きなやん宅）トレンド」（家屋外・庭）

家屋内2階は、春の長雨や台風で新たに持ち込まれ、1階は、泥棒達の土足と割れたガラス戸から新たに持ち込まれました。これらにより実効半減期は、最長8.81年と長くなりました。
しかし、庭は、2011年3月中に満遍なく汚染したままで、使用済燃料プールに鉄骨を落として、水しぶきをあげて再飛散させたりしているにもかかわらず、庭の線量率を大幅に上げるまでには寄与していません。
風に吹き飛ばされるに任せて、線量率が変動しているものと思われます。