1.シートの構成
2.シートの説明 2.1 モニタリング結果 モニタリング結果印刷用のシートです。 バルーングラフは、Graphシートで作成したグラフを画像としてリンク貼り付けしています。 各測定地点の棒グラフは、Graph_Dataシートで作成したデータで作成しています。 2.2 測定結果 測定結果は、「Tabireco_Value」シートで作った結果を計算で入力しています。 緯度・経度の値を、バルーングラフのY軸・X軸の座標として入力します。 バルーングラフは、Excelのバブルチャートを利用して作っています。 2.3 Tabireco_Data 「旅レコ」データを貼り付けます。 「旅レコ」データは、CSVファイルです。 開いて、そのままシートをコピーして貼り付けます。 今回の「兼六園」CSVファイルは、こちらです。 2.4 PM1610_Data 「PM1610」データを貼り付けます。 「PM1610」データは、CSVファイルと言いながら、作成されるファイルはSSV（semicolon separated values）ファイルです。 メモ帳で開いて、すべてを選択してコピーし、A1セルに貼り付けます。 今回の「兼六園」SSVファイルは、こちらです。 2.5 Tabireco_Value 「旅レコ」データと「PM1610」データを付き合わせるためには、「付き合わせキー」が必要です。 「付き合わせキー」として、時刻を使います。Excelの時刻（日付連番）は、1日（24時間）を1としているため、朝の6時が0.25・昼の12時が0.5・夕方の6時が0.75・真夜中の12時が1となります。 したがって、Excelの任意の時刻は、小数点以下が長く続く誤差を含んだ数値となることがあるので、そのままでは使えません。 このシートでは、時刻を「yyyymmdd.hhmm」の12桁に変換し、秒を四捨五入して誤差を取り除いて「付き合わせキー」を作っています。 同じ時刻が「PM1610_Value」シートの何行目にあるかを計算し、その行の線量率を表引きします。 北緯・東経データは、最小値を0・最大値を1000とするスケールに変換しましす。 バルーングラフの目盛を、横軸・縦軸とも0～1000にしてあるからです。 2.6 PM1610_Value 「PM1610」のSSVデータを、セミコロンで分解して、計算に使える各数値を作っています。 このシートでも、時刻を「yyyymmdd.hhmm」の12桁に変換し、秒を四捨五入して誤差を取り除いて「付き合わせキー」を作っています。 2.7 Graph バルーングラフは、Google Earth（Google Mapでも何でも可）で作成した地図の上に、Excelのバブルチャートで作った円散布図と、Excleの散布図で作った測定点図を積み重ねて作っています。 Grapf_Dataシートで作成したデータで円散布図を作り、Graph_PointNoシートで作成したデータで測定点図を作っています。 セル範囲C5:K37をバルーングラフ作成エリアとし、モニタリング結果シートに画像のリンク貼り付けをしています。 各グラフのプロットエリアもこの範囲に合わせてあります 2.8 Graph_Data 棒グラフ、バルーングラフの色の振り分け計算をします。 各グラフはこの値を使っています。 2.9 Graph_PointNo 測定点Noの振り分け計算をします。 散布図を利用し、マーカー「なし」、線「なし」とします。データラベルの位置「下」とし、B3セルのPointNo位置調整で「下」としたデータラベルを上に上げ、バルーンの真ん中にくるように調整します。 2.10 Ave_Calc 放射線の測定データは、対数正規分布している事が知られています。 対数正規分布の平均は、幾何平均を用います。 測定データのlogをとり平均と標準偏差を求め、それを10のべき乗として戻すと幾何平均が計算できます。 2.11 VBA バルーングラフのデータ範囲を設定したり、マーカーを「なし」にしたり、測定点の位置を測定結果しーにコピーしたり手作業では大変なのでマクロの記録でVBAを作り利用しました。 マクロのままでは、セキュリティ上問題があるのでシートにコピーしました。 利用する時には、再度、マクロにコピーします。 ※Excel は、使用目的に応じてシートを別けて使うことで、見通しが良くなり変更や修正が楽になります。使い方は、個人のレベルに応じて星の数ほどあります。 |